<プロボクシング:WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇韓国・済州島
8度目の防衛に成功した王者の亀田興毅(27=亀田)に笑顔はなかった。挑戦者となる同級14位の孫正五(32=韓国)の接近戦に応じ、3回から中盤までペースをつかめなかった。10回には左フックを受けた後にバランスを崩して左手をキャンバスについて、ダウンとされた。手数の多かった序盤と終盤の追い上げで何とかポイントを稼ぎ、2-1の判定勝ちをおさめた形となった。
興毅は「3回から何か違うなあと。自分のボクシングが何1つできなかった。変に相手のボクシングに付き合わされてしまった」と反省した。現在、10人いる日本人世界王者の中で単独トップとなるV8防衛となった興毅だが「ちょっと1回、仕切り直して、考えなおさんとあかんかな。自分の思っているのと違う」とつぶやくように話した。

