<東京女子:旗揚げ戦>◇1日◇北沢タウンホール

 DDTプロレスの一事業部として、設立された新団体「東京女子プロレス」が構想から1年半、ついに旗揚げ戦を迎えた。

 今年1月からアイドルイベントとのコラボとして、数回所属選手がエキジビジョンマッチを行い、8月のDDT両国国技館大会ではダークマッチも行ない、実戦感覚を養ってきた。全選手の生え抜きによる旗揚げ戦は、プロレス3試合にプラスして、3組のアイドルライブが組まれた。

 その中でひときわ目立ったのがのの子だ。のの子はもともと、インディーズ巨乳アイドルとして活動していたが、「自分自身のタレント活動をステップアップしたい」とプロレスへの挑戦に至った。この日、坂崎ユカとのタッグでデビュー戦を迎えたのの子は、「女の武器である胸を活かしたい」「ボインの雨を降らせる」と豪語しており、109センチ、Kカップの巨乳を揺らせて登場。リングアナにコールされると、コーナーに上がり、胸を突き出すポーズで相手の浦えりか&中島翔子組のみでなく、観客をも威嚇。のの子はその胸を存分に技として使用。串刺し式の巨乳アタックや、巨乳プレスを見舞うなど、惜しげもなく胸を使いまくる。フィニッシュはレインメーカーばりのポーズから「ボインメーカー」を初披露。堂々、中島をフォールし、会場内にボインの雨を降らせた。

 アイドルライブと女子プロレスのコラボ興行というコンセプトも斬新で、旗揚げ戦は大成功のうちに幕を閉じた。次回興行は来年1月18日、王子BASEMENT

 MONSTERにて行われる。