WBAライトフライ級タイトルマッチで3度目の防衛に成功したチャンピオンの井岡一翔(井岡)が世界戦から一夜明けた1日、大阪市内の所属ジムで記者会見した。

 「勝てたことが率直にうれしい。ほっとした」と穏やかな表情で話した。

 打ち合った末の判定での勝利だったが、この日は右まぶたが少し腫れた程度で完勝ぶりをうかがわせた。

 3度防衛した昨年を「充実した1年になった」と振り返り、新年は「ボクシングの歴史の1ページに自分の名前が刻まれる試合をしたい」と力を込めた。

 今後は3階級制覇や他団体との王座統一戦を視野に入れ「できれば両方やりたい」と意欲を見せた。