<新日本:両国大会>◇13日◇両国国技館◇観衆9100人

 エース棚橋弘至(37)が、IWGPヘビー級王者A・J・スタイルズを破り、史上単独1位となる7度目の王座戴冠を果たした。

 約1年半ぶりのIWGP戦となった棚橋は、スタイルズと壮絶な戦いの末、ハイフライフロー2連発で勝利を奪った。棚橋はベルトを巻くと、ファンにマイクで「ただいま~」と報告。「苦しい思いをした1年でした。誰との戦いで1年間ベルトに挑戦できなかったのかと考えると、それはオカダだから。(東京ドームで)1年分の借りを返せる」とコメントした。来年1月4日の東京ドーム大会では、G1優勝のオカダ・カズチカと初防衛戦を行う。