東前頭筆頭の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が、初黒星を喫した。大関霧島(音羽山)との無敗対決で、寄り切りで敗れた。
“珍事”もあった。藤ノ川が右を巻き替えてもろ差しになった直後、左足が土俵の外に出て、蛇の目を踏んだ。しかし尾上審判長(元小結浜ノ嶋)の手は挙がらず、取組は続行。最後は、向正面側で左からの上手投げを食らった。
当初、決まり手は「上手投げ」と場内アナウンスされたが、のちに「決まり手の訂正をいたします。先ほどの一番、上手投げで霧島の勝ちと申し上げましたが、寄り切り、寄り切りで霧島の勝ちと訂正いたします」と訂正された。
藤ノ川は取組後、支度部屋で腰を下ろすと「いやぁー、クソッ」と悔しさをにじませた。「仕方ないです」と切り替えた。

