全日本、ノアなどで活躍した大森隆男(40=フリー)が20日、「セミリタイア」を発表した。2月から石川県金沢市内の旅館「由屋るる犀々(さいさい)」で働き、機会を見てリングに上がり続けるという。真由美夫人(37)の実家が旅館業を営み、その関係で同旅館のおかみを夫人が務めている。平社員からのスタートになるという大森は「家業なので、継がなきゃいけないとは思っていた」と話した。今後は旅館が最優先になるが、プロレス界にやり残したことがあるといい、引退は否定。「引退ではないことを強調したい。いつかは金沢で興行を打ちたいと思っている」と語った。