WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(33=帝拳)は、15戦全勝の新鋭バンゴヤン(フィリピン)の挑戦を受ける。都内ホテルで22日、4月30日に東京・日本武道館でダブル世界戦の開催が発表された。

 4度目の防衛を目指す西岡は、最強の挑戦者を迎え撃つことを決めた。バンゴヤンは15戦全勝の23歳。対戦決定前には浜田代表に「若くて無敗の選手との試合は何があるか分からない。ちょっと待とうか」と言われたが、西岡は「勢いのある強いのとやりたい」と返答したという。希望通りの強豪との防衛戦が決まり「もう頭の中には対戦相手のことしかない。サウスポーに対してうまい戦い方をするので、丁寧に戦ってしっかり勝ちたい」と、早くも自信をのぞかせた。先週末にメキシコから来日した4人のパートナーと、23日からスパーリングを行う予定だ。