前WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(29=真正)が4回TKO負けした4月の11度目の防衛戦の敗戦シーンが、兵庫・西脇市内の実家の壁画になる。既に描かれている勝利シーンと並び、対戦したモンティエル(メキシコ)にパンチを浴びる姿が描かれる。完成予定は9月下旬。元プロボクサーの父大二郎さん(54)は「この先、いい思いをするため壁に描いてもらおう」とあえて踏み切った。長谷川は18日、神戸市内の所属ジムで本格練習を再開し「この負けを次の試合に生かしたい」と誓った。