大相撲の横綱白鵬(30=宮城野)らモンゴル出身力士が4日、都内で2日間開催された母国の春祭り「ハワリンバヤル」に出席した。

 モンゴル相撲を観戦した白鵬は決勝で行司役を務めるなど、終始笑顔で交流。春巡業中にモンゴル力士で支援を決めた、ウランバートル市在住の男児(1)への募金活動にも参加し支援を呼び掛け「また来年もお会いしましょう!」と来場者に感謝した。

 幕内旭天鵬(40=友綱)は約10年ぶりの参加とあり「ビックリした。前に来たとき(の規模)は半分ぐらい」と、大盛況ぶりに驚きを隠せない様子。母国の有名歌手が出演するステージでは思わず歌ってしまうほど大興奮し、つかの間の母国の空間に浸っていた。