日本人大関3人が、ようやく白星そろい踏みだ。かど番の琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)は土俵際で勢に粘られたが、必死に踏ん張り浴びせ倒した。場所前の10日に結婚し、3日目で待望の初勝利に「取りあえず良かった」。祐未夫人との挙式披露宴は来年1月の予定。「地位とか名誉とか関係なく支えてくれる」と、新妻への感謝の気持ちを力に闘志を高めた。
先場所左肩を骨折して十分に稽古できなかった豪栄道(29=境川)も、初日を出した。碧山に攻められて後ろ向きになったが、何とか突き落としでしのいだ。鼻血をたらしての1勝にも「全然ホッとなんてできない」と表情を引き締めた。稀勢の里(29=田子ノ浦)は佐田の海を寄り切り2勝目。「だいぶ感覚も良くなってきた」と前向きだった。

