大相撲の錦戸親方(53=元関脇水戸泉)が24日、東京・高輪の新高輪グランドプリンスホテルで、既に2月12日に婚姻届を提出しているソプラノ歌手の友葵子(ゆきこ)夫人(32=旧姓小野)と挙式、披露宴を挙げた。

 大宴会場飛天で行われた披露宴には、交友関係の広さを示すように約1000人が出席。鈴木宗男・新党大地代表、元メジャーリーガーの佐々木主浩氏、角界からも八角理事長(元横綱北勝海)はじめ親方衆、現役力士では横綱白鵬、大関稀勢の里らも出席者として名を連ねた。

 披露宴を前に錦戸親方は「(結婚からこの日まで)準備期間が長くて忙しかった。全国から来ていただくので不手際のないようにしたい」。歌手とおかみさんを両立する新婦については「出来るだけサポートしてお互いに助け合いたい」とし、白無垢(むく)姿の新婦を見やり「きれいですね」と目尻を下げた。一方、友葵子夫人も「大規模な披露宴で緊張しています。親方はみんなから愛されているんだと、あらためて実感しました」と目を細めた。既に同居生活は2年がたつが、あらためて「お相撲さんと裏方さんと交流して、いろいろと話を聞いていきたい」と、おかみさんとしての一面ものぞかせていた。