SKE48兼乃木坂46松井玲奈(23)が24日、AKB48の選抜総選挙(6月6日開票、福岡ヤフオク!ドーム)に立候補しない意向を表明した。「皆さんにお知らせがあります。今年のAKB48の選抜総選挙に立候補しません」と自分の公式ツイッターにつづった。卒業以外の理由で、不出馬を宣言した選抜常連の上位メンバーは初めてとなる。

 松井玲は第1回の総選挙から全てランクインし、昨年は自己最高の5位に入った。今回の辞退が頭をよぎったのは、そのスピーチの瞬間だった。発表後、公式ブログも更新し「『もうこれで最後かも』って自然に感じました」と当時について触れ、「皆さんに喜んでもらえるような活躍が“グループの中で”できているのだろうか? 正直に言えば胸を張ってできているとは言えないのが事実」とつづった。葛藤の末、立候補受け付け開始となる25日の前日に決断した。ツイッターでは「これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と卒業を心配するファンに呼び掛けた。

 HKT48指原莉乃(22)も「私は出るか分かりません」と、出馬表明を保留している。初めて関東圏以外で開催される総選挙は、人気メンバーの動向で、早くも波乱の様相を呈してきた。