AKB48グループ全体で初の試みとなる「第1回AKB48グループ対抗大運動会」が25日、東京ドームで行われ、総勢247人が好珍プレーで4万5000人を沸かせた。優勝は、47都道府県の代表メンバーで結成のAKB48チーム8。第1種目「50メートルダッシュ」から1位を譲らない完全優勝で、賞品の「メンバー全員で行く海外旅行」を獲得。最終種目「チーム対抗リレー」では、SKE48チームSが1位に入り、ゴール時にアンカーの松井珠理奈(18)とリーダー宮沢佐江(25)が涙で抱き合うなど、真剣勝負を繰り広げた。

 一方、HKT48宮脇咲良(17)は、あごを上げて体を傾ける独特の走法や、大縄跳びでは跳びながら列から離れる珍プレーの連続で笑わせた。総監督高橋みなみ(24)は「メンバーの絆が深まった」と振り返った。