SKE48が4日深夜、名古屋・栄のSKE48劇場で48グループ史上初の深夜公演を行った。

 グループ結成記念日の5日に行われる7周年記念公演の前夜祭のフィナーレを飾るイベントで、日付が5日に変わった直後にスタート。オープニングでダンスナンバーの「Darkness」をダークスーツ風衣装で決めると、かつてSDN48が歌った妖艶なユニット曲「誘惑のガーター」などを披露した。

 松村香織(25)が「友達の『行為』を見た気分」と、通常公演ではできない下ネタで感想を口にすると、矢方美紀(23)は慌てて「深夜だからって、何でも許されると思うなよっ!」と突っ込んだ。

 この日の出演メンバーは10人で、平均年齢は22・2歳。19歳の内山命以外は、全員が成人という大人の顔触れだった。楽曲のセクシーさも増していた。「Innocence」では、須田亜香里(23)山内鈴蘭(20)内山が間奏で制服の衣装をはだけて踊り、ファンの目をくぎ付けにした。大矢真那(24)は「らんらん(山内)が、いつも以上にキラキラしてる」と、セクシーキャラの本領発揮ぶりに驚いていた。

 この日はアンコールを含め、10曲を披露した。須田亜香里(23)は「今日はいつもの夕方(の公演)ではなく、次のスケジュールを気にしないで会いにきてくれて幸せな気持ちです」と感謝を口にした。最後はグループ屈指のセクシーソング「スルー・ザ・ナイト」を、胸元が大きく開いたシースルーの衣装で披露。深夜2時の終演にも、ファンの目はギラギラしていた。

 この日は終日、劇場が入っている商業ビル「サンシャインサカエ」の店舗などで、SKE48とのコラボイベントやステージが行われた。写真集「無修正」を発売した松村は、ヒットを祈願してドミノ倒しに挑戦。縦に置いた写真集をドミノで倒せば、ソロ曲「マツムラブ!」を歌えるというご褒美がもらえるはずだったが、仲間から「お手伝い」という名の妨害行為を受け、あえなく失敗。なぜか矢方が代わりに歌うというオチに、ガッカリしていた。