AKB48から移籍したNMB48のフレッシュレモンこと市川美織(21)が27日、大阪・NMB48劇場でチームB2「逆上がり」公演に出演し“かなきちロス”への恐れを語った。

 かなきちとはNMB48の1期生、門脇佳奈子(19)で、同じB2メンバー。門脇は22日の5周年公演最終日に、卒業を電撃発表した。この日、卒業後初めて劇場公演に出演し、あらためてファンに卒業を報告した。

 「発表して、次の日(から)いないみたいな雰囲気になって。まだおるから~。あれ、でも、まだおんのか? って感じですか? でも、詳細は決まってないので、時期とか決まったら皆さんにも報告します」

 門脇がメンバーと客席に向かって話し掛けると、市川が「まだおんの? って、全然、全然! いや、逆に、永久にいていいよ!」。というのも、門脇といえば、同期で仲良しの木下春奈(17)とともに達者な進行ぶりを買われ、チームB2のトーク仕切り役を務めてきた。

 「フレッシュレモン」になりきり不思議系トークが止まらない市川の話を制するのも、門脇の役目だった。それだけに市川は「春奈ちゃんと佳奈子ちゃんが『話長い! まいて(終わって)』とか、突っ込んでくれたのに、いなくなったらどうしよ~」。出番のタイミング的に、市川は木下春より門脇との絡みが多く、後輩ながらトークが達者な門脇に頼りっきりだったため、卒業後が不安な様子だ。

 「永久にいて」と市川から迫られた門脇は「そんなんしたら、アゴが出てる人(キャプテンの山本彩)に『いつまでおんねん!』って、突っ込まれるわ」と返して笑わせた。

 アンコールでは、語学留学からこの日、劇場公演復帰した上枝恵美加(21)の生誕祭が行われ、市川が上枝の母の手紙を代読。「代読」を「お母さんを代表して」と言い間違うと、門脇はすかさず「代表? しっかりしてもらえますかっ!」と突っ込んでいた。