始球式に地元横浜ベイスターズOBの佐々木主浩氏(48=日刊スポーツ評論家)が黒のスーツ姿で登場した。

 バッターは渡辺麻友(22)、キャッチャーは司会のアンタッチャブル山崎弘也(40)、審判はアンジャッシュ児島一哉(43)が務めた。

 メンバーは「おっきい~」と驚き、山崎から「メンバーからしたらモンスターズインク並みですよ」といじられ、苦笑いした。

 バッターボックスでは、野球未経験でルールも知らないという渡辺がホームベース付近で無邪気にバットを振り回し、山崎から「渡辺さん、僕が捕ったあとに振るぐらいでいいからね。ちょっと危ない危ない」と制止し、バッターボックスの中へ誘導する場面も。渡辺は「すいません。そういうおきまりがあるんですね」と話した。

 肝心の投球は、渡辺の頭上を越える大暴投となり、山崎もキャッチできなかった。「佐々木さん!」と皆が突っ込みを入れ、ファンからは「もう1回!もう1回!」とコールされた。急きょ「2球目」を投げることになり、今度はしっかりと山崎のグラブにボールを収めた。

 始球式を終えた山崎は「(1球目は)リアルに危なかったですよ」と話し、渡辺は「いやー、もうすごい楽しいですね。ボールが速くて。(バッターは)バッターボックスに立つということは覚えました」と笑顔で話した。