3月に誕生したSTU48が、11月1日に発売するデビューシングルの選抜メンバーが8日、インターネットのライブ配信サービス「SHOWROOM」で発表された。AKB48と同じキングレコードからCDデビューする。

 メンバーが、初お披露目されたのは5月3日の「ひろしまフラワーフェスティバル」。わずか6カ月でのメジャーデビューは、国内6つの48グループで最速となる。

 注目のセンターは瀧野由美子(19)。すでにAKB48シングル「願いごとの持ち腐れ」のカップリング曲になった、グループ初のオリジナル曲「瀬戸内の声」でも、センターを任されていた大本命だった。「瀬戸内の声」で初センターを務めたときから「プレッシャーと一緒に戦ってくれたのは31人の1期生でした。今回16人という枠でしたが、岡田さんと指原さんと33人で頑張りたいと思いますし、みんなが立ちたかったポジションを責任ありますが、頑張ります」とあいさつした。

 選抜メンバーは、まず、STU48の岡田奈々キャプテン(19)とSTU48劇場支配人の指原莉乃(24)が発表された。岡田は3番手、指原は4番手ポジションに入った。岡田は「支配人の指原さんは絶対に入ると思っていましたが、私もフロントメンバーになって、どうだろうと思いましたが、この立ち位置でみんなを引っ張っていきたいな。グループを知ってもらうために頑張っていきたいです」とあいさつした。

 続いて、序列としては16番目から発表されていき、最後にセンターが発表された。

 16番目は香川出身の福田朱里(18)「選んでいただいてすごくうれしいです。自分にできることを全力で頑張ります」。

 15番目は大阪出身佐野遥(21)「『瀬戸内の声』の選抜では落ちて、ファンの方に支えてもらえたおかげです」と涙ながらに感謝した。

 14番目は三重出身森香穂(20)「ダンスと歌、練習をいっぱいして、頑張っていきたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします」。

 13番目は兵庫出身石田みなみ(18)「『瀬戸内の声』の選抜では落ちていたので、選ばれたからには頑張ります」。

 12番目は広島出身石田千穂(15)「この前は選ばれなかったので、選ばれてうれしいです」。

 11番目は岡山出身藤原あずさ(19)「STU48を応援して良かったと思ってもらえるように頑張ります」。

 10番目は兵庫出身門脇実優菜(14)「この前は入らなかったので選んでいただいてうれしいです」。

 9番目は広島出身今村美月(17)「瀬戸内の声は外れて悔しかったんですけど、選ばれたからには精いっぱい頑張ります」。

 8番目は愛知出身磯貝花音(17)「選ばれたからにはSTUで何か残していきます」。

 7番目は福岡出身市岡愛弓(13)「デビュー曲とってもいいねとたくさんの人に言われるように、いい作品を作っていきたいです」。

 6番目は広島出身土路生優里(18)「私が入っても良かったと思われるように頑張ります」。

 真ん中3列目になる5番目は大阪出身薮下楓(16)「何で私なんやろと思われる人もいるやろうけど、頑張ります」。

 真ん中2列目になる2番目は山口出身岩田陽菜(14)「瀬戸内の声に続いて前で歌わせていただける。何でこいつなんだと思われるのですが、ほかのメンバーに迷惑かけないように頑張っていきます」。

 STU48は、瀬戸内海に面する7県を本拠地とし、海に浮かぶ船上劇場で活動していく予定だ。