来春のHKT48卒業を発表した指原莉乃(26)が、発表から一夜明けた16日、AKB48紅白対抗歌合戦に出演し、卒業への心境をあらためて語った。

前日に電撃発表した東京ドームシティホールの同じステージに登場。司会の堺正章(72)から「スポーツ紙に指原の顔がでっかく出ていて、入院したのかと思った」と振られると、「メンバーに会ったら寂しさが出るけど、スッキリしていて、これからが楽しみ」と晴れやかな表情で答えた。今後についてこの日、堺に聞かれると「番組でアシスタントをさせてくれませんか?」とさっそく売り込んでいた。

この日は自分のソロデビュー曲「それでも好きだよ」を、チームメートの田島芽瑠(18)とデュエットした。田島やバックダンサーのHKT48メンバーが泣く姿に、指原も前日に続いて涙を見せた。「みんなが泣いてるから泣いちゃったよ。私、今日やめるんかなと思った(笑い)」。田島が「泣かないって決めていたけど、泣いちゃった」と明かすと、指原は「追悼みたい」と苦笑いした。

旅立ちを決意した指原のもとに、所属事務所の先輩ダチョウ倶楽部が花束を持って駆けつけた。上島竜兵と定番のキス芸に挑戦するも、上島がひよってしまい未遂に。指原は「竜平さんとのキス、最後までできませんでしたね」と笑っていた。

この日は指原とフジテレビ系「ワイドナショー」で数々のバトル歴がある、社会学者古市憲寿氏が審査員を務めた。辛口コメントの古市氏に、指原は「悪いこと言わないで下さいね。振りじゃないですからね?」とクギを刺し、笑わせていた。