映画「釣りバカ日誌20

 ファイナル」(朝原雄三監督、12月26日公開)の記念パーティーが4日、都内のホテルで行われ、特別版を含め過去21作すべてに出演した西田敏行(62)や三国連太郎(86)らが出席した。88年スタートのシリーズは今回が最後。浅田美代子や松坂慶子、吹石一恵ら出演者から惜しむ声が続いた。

 西田は「いろいろなことがあった22年間でした。日本映画界をけん引してきた大先輩の三国さんとご一緒できて幸せでした」と感無量の様子だった。この日で62歳の誕生日を迎え、過去のロケ地20カ所以上の場所を記した90センチ四方の日本列島ケーキを贈られた。「誕生日とはうすうす気付いていましたけど、まさかこのような形で祝っていただけるとは」と恐縮していた。