片瀬那奈(33)が14日、NHKBSプレミアムドラマ「オンナミチ」(8月4日スタート、火曜午後11時15分)発表会見に出席した。

 原作は漫画家北沢バンビ氏の同名コミック。レコード会社勤務のダメダメ独身女性の山口梨花が、20年後の未来からやってくる自分(渡辺えり)と出会い、人生の見直しを始めるというコメディー。

 片瀬は連続ドラマ初主演。「本当に面白いドラマ。梨花は同世代で、気持ちも理解できる。人生をより楽しく生きられるように、肩を押してくれる作品です」と話した。

 共演の合田雅吏(45)は片瀬について「朝4時起きの(片瀬が司会を務める日本テレビ系)『シューイチ』終わりの撮影でも、誰よりも元気がよくて、男気(おとこぎ)もあって、謙虚なところもいい」と褒めちぎった。さらに「僕は結婚していますが、もししていなかったら、ぜひお嫁さんにしたい」とすっかり魅了された様子だった。

 笑顔で聞いていた片瀬だが、「普段は誰よりもしゃべって、うるさいくらいですが、座長として引っ張っていく存在なので、それを封印しようと撮影に臨んだのですが、2分でダメでした。自分としては変わったことは何1つなかった」と笑わせた。

 ドラマは「結婚」がテーマの1つ。20年後には結婚していたいかと聞かれると「単純にしていたい。周りからいろいろ言われる年にもなりました。いずれにせよ、何か気になる存在でいたいと思っています」と答えた。

 ドラマの中では、共演の徳重聡(36)淵上泰史(31)から「バカか、お前は」など罵倒される場面もあるという。「今までの役は、バカとかドジとか言われることが少なかったので快感です。おいしい思いをしています」。合田から「Mなの?」と聞かれると「SもMもどっちもです。状況によります」と答えて笑わせた。