ピースの又吉直樹(35)の芥川賞受賞作「火花」が発行部数累計124万部に達したことで盛り上がっている印税問題に関し、ナインティナインの岡村隆史が、又吉が同作を執筆する前から所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーと印税の交渉をしていたと明かした。

 又吉のフトコロには印税10%として約1億5000万円が入ってくるともいわれている。自身も23日に出席したイベントで、事務所と自身の取り分について「どうですかね。そこは考えてくれてると思う。1億6000万円のはずが、2億円にしてくれたら、アガリますよね。ボーナス的に」と語っていた。

 岡村は23日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、先日又吉とテレビ局の楽屋で交わした会話の内容を明かした。

 芥川賞を受賞してすでに2作目への期待も高まっているが、岡村が「次、どうすんの?」と尋ねたところ、又吉は「うーん、まだ、どうこうっていうのもないですね」と答えたという。

 さらに岡村は印税のことを心配し、「ちゃんと印税とかのパーセンテージ、吉本とやってるか?」と尋ねると、又吉は執筆前から交渉していたと明かしたという。岡村は、又吉が事前に交渉していたことに、「よかったな、それで。書いてからやったら、エラいことにさせられるとったことやから、書く前でよかったな」と安心して別れたそうだ。