ロックバンド、マキシマム ザ ホルモンのギタリスト、マキシマムザ亮君(36)が、発売を予告していた同バンドのDVDボックスが制作費不足で発売困難な状況に陥っているとして、自腹で1000万円を投資したことを明かした。

 このDVDボックス発売については、今年5月に終了した全国ツアー「封印」のファイナル公演でアナウンスされ、これまで映像化されていない過去の6公演や、限定プレミアムライブ、国内および海外のフェス映像のほか、メンバーが厳選した珠玉のオフショット、さらに2010年に第1子女児を出産したドラマー・ナヲの妊娠から出産までに密着したドキュメントなど、ファン垂ぜんの未公開映像、および廃盤となっていたCDの新録音源が、DVD3枚、ブルーレイ1枚、CD1枚の計5枚に収録されると予告されていた。

 しかし亮君は同バンドのツイッターで14日、「ホルモンの新作DVD? デカ対デカ? ははは。 そんな懐かしい話もありましたね」と触れ、「ご、ごめんなさい、 実は、ついに製作費が底をつきました。。」と明かした。

 待ち望んでいたファンからは当然、悲鳴があがり、資金確保のため「クラウドファンディングやろう!!!!」「Tシャツ大量生産で通販で大儲けしよう」「うそでしょうそでしょ?!はらぺこ募金を設立しないと!」「喜んで募金する!」などの提案が寄せられた。

 しかし亮君は「という訳で… 大した足しにもならないんですが、私、もうこの先の人生、いい車もいい服もいい女も買うつもりないので、DVD完成させる為に 1000万円個人的に投資しました!」と、明細書の画像を証拠として公開。「他のバンドじゃ味わえないもん見せたる!」とDVD完成を力強く誓った。