デビュー30年の南野陽子(48)が、24年半ぶりに単独ライブを行うことが24日、分かった。来年2月11日に大阪・森ノ宮ピロティホールで2公演、同20、21日に東京・品川ステラボールで3公演を行う。91年8月30、31日の東京・中野サンプラザ公演以来で、南野は「今からドキドキしています」と話している。

 “ナンノ”の名曲が、生でよみがえる。85年に「恥ずかしすぎて」でCDデビュー。同年にフジテレビ系「スケバン刑事2少女鉄仮面伝説」で主役を演じ、トップアイドルになった。87年の「楽園のDoor」からは「話しかけたかった」「はいからさんが通る」「吐息でネット」など8作連続でオリコン1位。南野は「少女の予定としては5年くらい。それが30年も続けさせてもらえるとは思ってもみませんでした」と振り返った。

 91年以降は、女優中心の活動になり、歌手活動からは遠ざかっていた。だが、今年、デビュー30周年を迎え、「区切りだし、ファンに恩返しをしたい」としてソロライブを準備。12月にはベストアルバム「ゴールデン☆アイドル 南野陽子 30th Anniversary」をリリースすることになり、レコーディングにも臨んだ。「CDも最後のつもりで曲をセレクトさせていただきました。久しぶりのレコーディングも胸が熱くなりました」。

 ライブチケット購入は、来月16日から受け付け開始。今後の歌手活動については未定だが、南野は「青春時代を思い出せるソロコンサートは四半世紀ぶり。その年月に驚きますが、それよりも楽しみでなりません。皆さまと一緒に歌いたいです」と話している。