大沢たかお(47)が連続ドラマ収録前の自らの「逃亡」を明かした。

 15日、都内で行われた「グローバルワーク2015 秋冬コレクション」でのこと。サブタイトルの「エスケープ」に掛けて、司会者から過去の逃亡についてたずねられると「逃亡って言っていいか、分からないですけど以前、連続ドラマの前に半年くらい海外で過ごしたことがあったんですが、そのまま戻りたくないなあ、って思ったことがありまして」と語り始めた。

 幕末の江戸にタイムスリップした医師を演じたTBS系「JIN 仁」(09年)の収録直前のエピソードのようだ。

 そんな思いにかられているときに、たまたま耳に入ってきたのが歌手・秦基博(35)の曲だったという。「優しい旋律を聞いているうちにハッとしたんですね。日本に帰らなければいけないって」。グローバルワークのCMでは出演者とテーマ曲歌手という関係の2人はこの日対面。大沢は感慨深げだった。

 一方、同CMのもう1人のメーンキャラクター、長沢まさみ(28)は同じ質問に「私は何事も真っ向勝負の性格だから、逃亡? と聞かれても経験ありませんね。まあ、これからかもしれないですけど」と、あっけらかんとした笑顔を見せた。

 「やっぱり急に歌うのは無理ですよ」という長沢が、秦のギター演奏をバックにCMソング「Sally」を朗読するひと幕もあった。

 この日は同社CMの春のテーマ曲を歌った伴都美子(36)もゲスト出演。「これが出産前の最後の仕事です」と当面の休業を明かした。4歳下のクリエーターの夫との間に昨年男児を出産した伴は今年8月、第2子の妊娠を明らかにしていた。