お笑いコンビ、南海キャンディーズが25日、千葉・幕張イオンモール劇場で約10カ月ぶりに漫才を披露した。2人が漫才を披露するのは昨年12月7日以来。しずちゃんこと山崎静代(36)が、今月19日に大阪市内で会見して「心と体がついて行かなくなった」と、アマチュアボクシングからの引退を表明してからは初めて。

 相方のやまちゃんこと、山里亮太(38)とともに舞台に登場した山崎。山里が「センターマイクの前に立つのは、ほぼ1年ぶり」と言うと、観客席から「お帰り~」の声。山崎が「ただいま」と返すと、山里は「俺は1回も解散したつもりないからね」と言って笑いを誘った。

 山崎が、山里の顔を見ながら「サンドバッグ?」とボケると、山里は「もう忘れろよ。今言うと、パンチドランカーと思われるから」と突っ込んだ。

 終演後、山崎は「昨日の夜は眠れなかった」と緊張ぶりを告白。「辞めていたわけでも、解散していたわけでもないけど、再出発ということで頑張りたい」と意欲を見せた。