田畑智子(34)が28日、都内で開催中の東京国際映画祭で上映された主演映画「鉄の子」(福山功起監督、来年2月13日公開)舞台あいさつに参加した。

 デジタルで撮影・製作された作品のみにフォーカスした、若手監督の登竜門として埼玉県川口市で04年から開催されている、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の今年のオープニング作品で、映画祭のご当地で鋳物が盛んな同市が舞台。田畑は女手ひとつで子供を育てる中、■ジョンミョン(30)演じる男性と再婚する女性を演じた。

 今年3月に企画の話が持ち上がり、撮影はわずか8日間で行われたという。田畑は撮影を振り返り「(日々が)濃かった。撮っても、撮っても、まだ撮って…という気がする。でも、長くゆっくり(撮影を)やるよりも良かった。私には合っていた気がします」と振り返った。息子の陸太郎を演じた、子役の佐藤大志がはにかみ屋で「こっちから、ワーッといかないと、心を開いてくれない。正直…おっ? と思ったけれど、カメラがないところで話しかけたり、ご飯を一緒に食べたり(体に)触れていたんですけど」と母を演じる上での工夫を明かした。

 ■は「田畑さんとやる(共演する)のはプレッシャーがあった。胸を借りるつもりでやりました」と笑みを浮かべた。

※(■はナベブタに裴のナベブタを取る)