9日に心不全で85歳で亡くなった戦後の上方落語復興に尽力した「上方四天王」の最後の1人、桂春団治さんの追悼興行「三代目桂春団治角座追悼興行」が2月15~21日まで、大阪・道頓堀のDAIHATSU MOVE道頓堀角座で行われることになった。24日、所属だった松竹芸能が発表した。

 一門筆頭の桂福団治(75)、桂春之輔(67)、「上方四天王」の1人だった故桂米朝さんの弟子桂ざこば(68)、親交の深かった兄弟漫才コンビ、酒井くにお(67)、とおる(64)らも出演する。

 また今秋には東京、大阪、名古屋でゆかりの東西落語家による追善興行も予定。2月12日には関係者による「三代目桂春団治を偲ぶ会」を大阪市内で開催することも発表された。