タレントの永六輔(82)と大橋巨泉(81)が揃って4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。ともに日本のテレビ黎明期から活躍してきた黒柳徹子が涙ぐむシーンもあった。

 永は2010年にパーキンソン病と診断され、歩行困難のため車いすで出演。大橋も昨年11月に腸閉塞の手術を受けたばかりで痩せ細った姿ながら、同番組の40周年を祝うため駆け付けた。

 そんな2人を黒柳は「本当に私が大好きな2人。最高の出来上がりじゃない状態じゃないんですけど来てくれて、涙がでるほど嬉しい」と感激。永が「本当はもう一人ここに、渥美清が居て欲しかったよね」と言うと、黒柳は「あー。あー泣いちゃう」と涙ぐんだ。

 大橋は過去3度のがん手術と今回の腸閉塞手術で、以前は80キロあった体重が50キロまで激減。今回の出演については家族から「痩せさらばえた姿を見せるのはファンに失礼じゃないか」とも言われたが、「徹子との約束だから」。

 永は、黒柳から「パーキンソンにならなければ、色んな事ができたわね」と思いやられると、「それが悔しいな」と思いを明かした。