タレントの小堺一機(60)が、所属事務所の社長から「独立したら干すからね」と脅された過去を振り返った。

 小堺が司会を務めるフジテレビ系の長寿番組「ごきげんよう」が31日の放送をもって約31年の歴史に終止符を打つ。その前日の30日には普段の昼の放送とは別にゴールデンタイムで特番「ライオンのごきげんようゴールデン!大物だらけのサイコロSP」が放送された。

 和田アキ子と泉ピン子の2人とともにロケを行い、思い出の地を巡りながらトークを展開。和田と泉は一時期、テレビ局を出入り禁止となり干された過去について語った。

 その後、スタジオで小堺は2人とのロケを振り返り、2人が干されたことについてゲスト陣が話し始めると、「私の社長も…」と自身のエピソードを披露した。

 「ごきげんよう」の前身番組である「いただきます」が軌道に乗り始めた頃、小堺のもとへ所属事務所の社長が訪れたという。当時の小堺はまだ若手だったため、普段はめったに社長が直々に来るようなことはなかったことから、「褒めてくれるのかな」と期待していたが、なんと「独立したら干すからね。私はそれくらいの力があるんだからね」とくぎを刺されたことを冗談めかしながら明かし、ゲストを笑わせた。