多摩美大卒の人気お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁(42)が12日、都内で開催された片桐仁不条理アート粘土作品展「ギリ展」の開催記者発表会に参加した。

 「ギリ展」は5月13~29日のイオンレイクタウンKaze(埼玉)を皮切りに、年内は全国5会場のイオンモールでの開催が予定されている。翌年までかけて全国のイオンモールを回る、大規模な全国ツアーとなっている。

 「もともと雑誌の連載で11年前から作り始めた。最初は自分のために作っていたが、このデジタルの時代に親子のコミュニケーションツール、情操教育のツールとして粘土に大きな可能性を感じています。これから、粘土の時代が来る!はず…。皆さんの言葉でなんとかうまく伝えてください」と会場から笑いを誘った。

 当日は、アイフォーンケース「カレイフォーン6プラス」を披露。これまでもアイフォーンが出るたびに制作していることを明かし、『サイフォーン』『タイフォーン』に継ぐ3代目となるようだ。片桐は17日より放送されるドラマ「99・9-刑事専門弁護士-」(TBS系列、日曜午後9時放送)に出演。この劇中でも「カレイフォーン」を持っていることを明かした。「普段から使っているので、普通に置いたら『そのまま使ってください』って言われた。(主役の)松本(潤)くんも使ってくれればいいんですけど、特に何も言ってくれなかったですね」と舞台裏を語った。「ドラマでは、ボクの机の回りにいろんな作品があります。松本くんが行く居酒屋にも、よ~く見るとボクの作品があるので、見つけていただければ」とPRした。

 27日には書籍「親子でねんど道」も発売される。「表紙には長男の太朗(11)、次男の春太(5)も出ているし、家族総出です。家計を支えてもらわないとね」と笑いを誘ったが、最後には「ぜひ生で見てもらい、いろんなものを感じてほしい」と強い思いを語った。