近年のヤクザ映画の主演クラスがずらりと顔をそろえた「CONFLICT~最後の抗争」(藤原健一監督、5月公開)の完成会見が15日、都内で行われた。

 主演の小沢仁志(53)はほろ酔い加減で登場。メーンキャストの哀川翔(54)と品川裕(43)がスケジュールの調整がつかずに当日になって欠席するなど波乱含みのスタートとなった。

 出演者の夫、本宮泰風(44)が出演している関係から司会を買って出た松本明子(50)だったが、冒頭から小沢が「何だその服装、田舎のスナックに来たみたいだ」とダメ出し。弟分の中野秀夫(51)が「実は小沢さんはすごく緊張する人で、仕方なく酒を入れてきたんです。1杯だけの約束が止まらなくなっちゃって。話していないと眠っちゃいそうなんです。許してあげてください」と釈明するひと幕もあった。

 組長役の1人として出演した元木大介(44)も、小沢から「おれは巨人ファンなんだよ。現役時代にチャンスに打てなかったことを謝れ!」とからまれ、「10年以上前のことを言われても。今回の撮影中のようにモノが飛んでくることはありませんでしたけど」と頭をかいていた。

 終盤には出席予定の無かった元光GENJIの諸星和巳(45)も飛び入り。「スターは最後に登場するもんです。元スターですけど。それにしても小沢さんいいかげんにしてください」といさめ役に。最後は小沢も「今日はハレの日で人生初のタキシードを着たんだけど、ホテルのボーイさんに間違えられて荷物を頼まれたのがショックだった」としゅんとしていた。