栗山千明(31)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「不機嫌な果実」(29日スタート、金曜午後11時15分)の制作発表が19日、都内で行われた。作家林真理子さん(62)の同名不倫小説の19年ぶりのドラマ化。栗山は市原隼人(29)演じる音楽評論家や、成宮寛貴(33)演じる元恋人と浮気を重ねる設定。「セクシーなシーンが多いけど、照れると恥ずかしいので楽しんでやっています」。市原は「脚本を読んで赤面しました」。

 成宮はベッドシーンにこだわりを持ち、収録現場で「セクシー先生」と呼ばれているという。「常識を超えたファンタジー。10代のころに親に隠れて見ていたドラマのドキドキを思い出してください」。栗山に浮気されるマザコン夫役の稲垣吾郎(42)は「セクシーなシーンを僕にも(下さい)」と笑い、「黙ってないぞ、と。このままじゃない、いろいろありますから」とキャラクターの広がりを予告した。