NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の11日の平均視聴率が、24・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが12日わかった。10日の平均視聴率は24・1%。好調の24%台となっている。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%だった。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。初回からすべて連続20%超えを続けている。

 11日の回は、夜分に「青柳商店」の滝子(大地真央)を訪ねた君子(木村多江)。母娘が向き合った。

 君子は滝子が学費を支払ってくれていたことは、常子(高畑充希)を養子の若旦那・清(大野拓朗)と結婚させるための布石と考えて「これ以上、小橋家に関わらないでほしい」と完全に縁を切ってしまう。君子は「森田屋」の仕事に加えて、夜なべで内職するなど働きづめとなる。

 一方、滝子は孫の美子(根岸姫奈)がおやつをねだって訪ねてきても「もう来ちゃ行けない」とつれなく言わざるおえない。おやつをもらえずに帰るよっちゃんの姿が悲しい。

 常子と鞠子(相楽樹)は、とと・竹蔵(西島俊秀)が生前に務めていた浜松の染め物工場の社長が滝子を訪ねようとしているところに出くわす。社長は、竹蔵から口止めされていたという秘密について「もう時効だろうからいいか」と話し始めるのだった。その秘密とは…というところで続く、という回だった。