俳優の沢村一樹(48)が5日、都内で開かれたWOWOW連続ドラマ「希望ケ丘の人びと」(16日スタート、土曜午後9時。第1話無料放送)の完成披露試写会に登壇した。

 同ドラマは直木賞作家重松清の同名小説の映像化。突然妻を失った家族が亡き妻の故郷で四苦八苦しながら新しい生活を築いていく姿を描く感動作。沢村は妻を失った夫、和久井映見(45)が妻を演じる。

 WOWOWのドラマ初出演という沢村は「今までの(同局の)ドラマとはひと味違ったものとなっています。大きいドラマが毎週あるわけではないのですが、見終わった後、しばらくしてじわっと心にしみる作品に仕上がっています」とPRした。

 子役を演じた二宮慶多(9)も出席。ドラマの撮影中、沢村からモテる男の心得を教えてもらったといい、「女の人には自然にかわいいねとか、きれいだねとか、髪形や洋服をほめるとモテるって教えてもらいました」と告白すると、沢村は「うちの次男が女性をほめるのがうまくて、女性が髪を切った時とか『似合うね』っていうんです。そういう話をしていただけです」と、苦笑いしながら話した。

 この日は他に、寺脇康文、桜田ひよりも登壇した。