人気DJカルヴィン・ハリス(32)が歌手リアーナのためにプロデュースした大ヒット曲「This is What You Came For」が、テイラー・スウィフト(26)との破局の原因だったようだ。

 2人は15カ月間の交際の末、6月に突然、破局。米情報サイトTMZによると、2人が破局する前に、スウィフトがこの曲の歌詞とメロディーを書き、デモをハリスに送ったところ、ハリスが気に入り、共にスタジオで完全版のデモをレコーディングしたという。

 4月29日にリアーナの新曲としてリリースされた同曲はすぐに、ダンスエレクロトニック・チャートで1位を飾る大ヒットとなった。

 スウィフトの広報も米国時間の13日、スウィフトが“Nils Sjoberg”という別名で同曲を書いたことを米ピープル誌に認めた。TMZによると、「恋人同士のコラボ曲であることが前面に出れば、曲のよさそのものが評価されない」との判断から、コラボについては伏せられたという。

 ところが、同曲のPRインタビューで、スウィフトと将来、コラボする可能性について聞かれたハリスは、「話に出たこともない。コラボするとは思えないね」と返事。

 この発言がスウィフトの感情を傷つけ、5月のメットボールで知り合った英俳優トム・ヒドルストンとのロマンスに拍車をかけたという。スウィフトは破局から2週間後、ヒドルストンとの交際をスタートしている。

 一方、ハリスは13日、報道に対し、すかさずツイッターで反撃。「彼女は素晴らしい歌詞の書き手だが、僕が曲を作り、プロデュースし、アレンジした。コラボについて伏せたがったのは彼女で、別名を使った」とした上で、「今になって、彼女と彼女のチームがここまで僕の立場を悪くしようとしたことに傷ついている」と非難。「新しい恋人とハッピーなら、そのことに集中するべき」と怒りを露にしている。(ニューヨーク=鹿目直子)