日本テレビ系「24時間テレビ39 愛~これが私の生きる道~」のメインパーソナリティーを務めたNEWSが28日夜、エンディング直前の歌唱ステージに立ち、感極まって涙した。一時はグループ存続の危機もあった道のりを振り返り「僕たちがここまで来られたのもきずなのおかげ」と話した。

 03年、9人で結成されたNEWSは、相次ぐメンバーの脱退で11年には4人になった。今回は、4人になってから初めての大役だった。

 番組から多くの刺激を受けた様子の4人は、それぞれの思いを語った。手越祐也は「翼が折れかけたこともあった。これからも僕らは前をまっすぐ向いて頑張りたい」。増田貴久は「4人になってもやめるという判断をせず、ここに立っていることを幸せに思います」。加藤シゲアキは「番組を通して、愛ってきずななんじゃないかと思った。僕らがここまで来られたのもきずなのおかげ。これからも前を向いて歩いていきたい」。小山慶一郎は「人は1人じゃない。NEWSはこれからも愛をもって、NEWSらしい道を歩んでいきます」と力強く語った。

 ステージでは、4人での再出発を象徴する曲でもある「フルスイング」を披露。増田はソロパートを涙声を震わせて歌い切り、メンバーたちから笑顔でねぎらわれていた。