女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の17日の平均視聴率が、19・9%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 前日は19・4%だった。

 17日は、近江の本家では肩身の狭い思いをすることになった。

 赤ん坊をおぶった女性が、着物と食べ物を交換してほしい、とやってきた。家の人間は、いちいち相手にはしていられない、という。すみれ(芳根京子)は赤ん坊が気になって、野菜をあげてしまう。

 すみれは本家の長男の嫁の静子(三倉茉奈)に「何をしてくれたんや」とぶたれる。

 ある日、本家の息子が戦争から生還してきた。五十八(生瀬勝久)らが東京に行っている時に、ゆり(蓮仏美沙子)とすみれは、本家の長太郎(本田博太郎)に呼ばれた。

 「出て行ってほしいんや」。今すぐにではない、というが、あまりに冷たい仕打ち。

 ゆりは「出て行きます」と言って家を飛び出した。すみれも後を追った。その田んぼのあぜ道で、生還してきた潔(高良健吾)と再会した、という回だった。