女優田中麗奈(36)が3日、東京・テアトル新宿で開催中の「第1回ツウ好み映画祭」で公開された映画「がんばっていきまっしょい」の舞台あいさつに出席した。

 「第1回ツウ好み映画祭」は10月29日より開催中の映画祭で、今月11日まで開催される。「がんばっていきまっしょい」は1998年(平10)に公開された田中麗奈初主演の作品。松山を舞台にボートに青春をかけた女子高生たちのひたむきな姿が感動を呼び話題となった。

 田中は撮影当時17歳。「まだ福岡に住んでいて、東京に住みたいという思いが強い時期で、女優になりたい願望がすごく強かったころですが、なりたいのになかなかなれなかった」と振り返った。「映画の悦子も同じ気持ちで、その時そのものの自分が投影されていて、他の作品とは違う作品ですね」と話した。

 「18年たっても皆さんに愛してもらって語れることは、幸せなことだと思います。この映画とともに私も成長して、がんばっていければいいなと思います」と思いを語った。

 この日、千崎若菜、真野きりな、磯村一路監督も登壇した。