マドンナの息子ロッコ(16)が2カ月前、麻薬所持によりロンドン市内で逮捕されていたことが明らかになった。

 ロッコは、マドンナの元夫で父親のガイ・リッチー監督と同居中は高級住宅街に住んでおり、ロッコの麻薬使用に怒った近所の住民が警察に通報。ロンドン市警は9月28日、ロッコをマリフアナ所持で逮捕したと英サン紙が報じている。

 同紙の報道によると、警官らが通報で現場に駆けつけると、ロッコと友人らが壁に寄りかかり座っており、何かを放り投げるのを見たという。さらに、少量のマリフアナがバックパックの中に発見された上、服にも痕跡が残っていたらしい。

 ロッコは現行犯逮捕されたが、保釈金を積んで釈放され、軽犯罪を犯した若者たちに課されるワークショップを受講させられたという。同紙は、ロッコに犯罪歴はつかないが、それでも記録は保存されると報じている。

 ロッコは1年ほど前、ニューヨークに住む母マドンナのもとを去り、ロンドンにいる父リッチー監督のもとへと移り住んだ。マドンナとリッチー監督はその後、親権をめぐり法廷で争うこととなったが、マドンナも最終的にはロッコがリッチー監督と住むことで同意したとされている。

 サン紙によると、ロッコは今年4月、友人らとマリフアナを吸っているところを目撃されていたという。(ニューヨーク=鹿目直子)