フジテレビは5日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」内で「月が自転しない」とした放送内容について誤りを認め、公式サイトで謝罪した。

 同番組では、日本で明治時代から行われてきた超能力の研究について紹介。透視や念写の超能力を持つとされた三田光一の功績を再現VTRで紹介したが、三田が昭和6年に月の裏側を念写しようと試みるVTR中、テロップとアナウンスで「月は地球の周りを公転するものの、自転をしないため、地球からその裏側を目にすることはできない」と説明された。

 しかし実際には、月は自転しているため、ネット上ではこの誤りを指摘する声が相次いだ。

 同番組公式サイトは7日までに謝罪文を掲載。「4月5日(水)放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』の中で、『月の裏側が地球から見られない理由』を『月は地球の周りを公転するものの、自転をしないため』と表現しましたが、正しくは、『月の公転と自転の周期が約27.3日で一致するため』でした。訂正してお詫び申し上げます」と謝罪した。