46歳で第2子を妊娠した女優の加藤貴子(46)が11日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演し、不妊の苦労について語った。

 加藤は昔から子どもは欲しいと思っていたが、いずれ自然に授かるだろうと考えていたという。33歳から自己流で妊活をしていたがなかなか妊娠せず、42歳のときに不妊治療を受け、夫の不妊と、自身の加齢による卵子の数の減少などが判明した。

 それから生活習慣を見直すなど妊活に励んだ加藤。クリニックに約1カ月の間、毎日通わなければならない時期もあり、仕事との両立に悩んだが、それでも体外受精などで3回妊娠することができたという。

 しかし稽留流産。しかも3回目のは自然妊娠だったため、「もうこれで大丈夫だろう」と言われる中での流産に「かなり精神的に参ってしまった。本当に辛いんですよ、流産って。一度はおなかの中に宿った、育んだ命がいなくなるってほんとに辛いことで」と当時の辛い心境を明かし、「普通に授かって自然妊娠できる人をうらやんだこともありました」と振り返った。

 それでも医師らに励まされ、女優業を休業して治療を受け、14年11月に晴れて第1子男児を出産。そして先月には第2子妊娠を発表した。男の子だと判明しているとのことで「怪獣が2匹。私はどこまで頑張れるかな。今やってる体力づくりもずっと継続してやっていきたい」と笑顔で語った。