女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の15日の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は11日放送第8話の20・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 15日は、美代子(木村佳乃)は、実(沢村一樹)の手がかりを探しに洋食屋のすずふり亭を訪ねる。しかし足取りがつかめず、失意の美代子は上野駅で夜を明かす。そこにすずふり亭の店主鈴子(宮本信子)と料理長の省吾(佐々木蔵之介)が夜食を持って現れる。翌日、みね子(有村架純)が学校から帰ると、美代子が戻っていてホッとする、という回だった。