俳優の西岡徳馬(70)が、昨年大みそかに放送された日本テレビ系「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」で吉本新喜劇の人気ギャグ「乳首ドリル」を完全コピーして披露した舞台裏について語った。

 西岡は25日放送のNHK「ごごナマ」に出演。吉本新喜劇のすっちーと吉田裕による珠玉のコンビ芸を披露するというオファーがあった当時を振り返り、「このネタ知らなかったんですよ。最初に見せられたときに、『えー、俺がやるの!?』って」と、当初は乗り気ではなかったことを明かした。

 しかし自身の娘から「アレ面白いよね」と勧められ、「ちょっとやってみようかな」と引き受けたという。その後、すっちーらと対面してその芸をナマで見たが、それから本番までは映像を繰り返し観ただけで「一度も練習してない。だって相手がいるもんだから、間が合わないと困っちゃうから」と、あえて練習はせずに臨んだことを明かした。

 そして一発本番で堂々と“完コピ”披露。放送後には「大阪以西ではすごい人気なんですよね。だから大阪行ったりすると『おい乳首! 乳首!』って」と大きな反響があったことを明かし、「名前変えようかな。『ドリル西岡』かなんかに」と冗談めかした。