東山紀之(50)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の第3シリーズが7月からスタートすることが24日、分かった。15、16年に続く3年連続の放送に、東山は「テレビ朝日さんが刑事ドラマを大事にして積み上げてきたものを感じる。新しいことにチャレンジしたい」と話した。

 ドラマは東京臨海エリアが舞台で、東山演じる刑事・天樹悠の、12年前に事故死した妻と娘の真相が明かされていく。「天樹の過去が明確になっていく。僕自身も結婚して、子供を持ったことで人間ドラマを、より深く演じられる。今のところ、結婚は僕にとってプラスです。ただ、娘たちは『パパは何の役に立ってるの』とか、まだよく分かってない」と笑った。

 ともに事件を追う仲間は高嶋政宏、片岡愛之助、倉科カナ、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也とつわものぞろい。「皆さん、プロフェッショナルだから組んでの化学反応が楽しみ。ボールを投げたら、どう捕って、どう投げ返してくるのか。果たして受け取ってくれるのか(笑い)。皆さんクセ者ですからね。そのクセが好きなんですが」と話した。

 犯人逮捕シーンではアクションも披露する。「アクションというのは心理学であり、人間学であり、医学。どう手を押さえるとか。アクション監督が、僕以上のものを用意してくれたらうれしいです」。

 昨年9月に50歳になった。「僕自身は変わってないつもりですが、周りがおじさんと接するみたいになりましたね(笑い)。これから先も続く作品にしたい。共謀罪とかで、刑事の犯罪捜査の仕方も変わるかもしれませんね」と話した。