俳優船越英一郎(56)から離婚調停を申請されていたタレント松居一代(60)は6日、日刊スポーツの取材に「未練はまったくない」と明かした。ただ、全面的な謝罪を要求し、離婚裁判では最高裁まで争う姿勢を示した。調停の先の裁判まで見据えていることで、夫妻の離婚劇は泥沼化しそうだが、船越の所属事務所はこの日も「何も変化はありません」。船越側が沈黙を守る一方で、松居のブログはランキング1位となるなど、対照的な様相を見せている。

■「命を懸けて」

 積極的に仕掛ける松居に対して、船越は抑制的な対応に終始している。この日は、レギュラーのNHK「ごごナマ」(月~金曜午後1時5分)が報道特番のために休止。事務所もコメントはしなかった。ただ、関係者によると、松居が動画で主張する、不倫女性との裏切りをつづっていたとされる船越のノートなどは存在せず、「そんな自分に都合が悪いことを書き留めるわけはないですよ」などと否定しているという。

 離婚を求めたのは船越だが、松居もこの日、日刊スポーツの取材に、「私、船越にまったく未練はありません」とキッパリと語った。だが、容易には離婚に応じない姿勢も示した。「命を懸けて、最高裁まで争います。船越が『申し訳なかった』と頭を下げるまで、ガッツでまいります。私は絶対にうそをつきません。すべてを公開してまいります」。