演歌歌手氷川きよし(41)が14日、東京・国際フォーラムで、毎年恒例のクリスマスライブを行った。前半がポップスで後半が演歌中心の構成。20万枚発売の新曲「勝負の花道」など30曲の歌唱と9種類のバラエティーに富んだ衣装で約5000人のファンを喜ばせた。

公演中に、来年の20周年記念として7月に日本武道館で3公演を行うことを発表。「5、10、15周年に続いて4回目の武道館です」。今年を表す漢字は「幸」だという。「地震や豪雨の自然災害が多かったけど、希望を持って生きたい。みんな、幸せになるために生きていると思うから」と説明した。

大みそかにはデビュー以来、19年連続出場中のNHK紅白歌合戦が待っている。「1年の感謝の思いを込めて歌います」。来年は亥(い)年だ。「猪突(ちょとつ)猛進で真っすぐにブイブイ言わせてやっていきたい」。20周年も全力で駆け抜けると誓った。