木村佳乃(42)が16日、都内で主演するフジテレビ系ドラマ「後妻業」(22日スタート、午後9時)の制作発表に出席した。

遺産目当てで資産家の老人を狙う結婚詐欺、「後妻業」を取り巻く痛快サスペンスドラマ。

木村は男をたぶらかす後妻業のプロ、武内小夜子を演じる。大阪を舞台にしており、会見に真っ赤なコートにヒョウ柄のスカートという“関西風”の衣装で登場。「派手ですみません。ロケをしていると2度見されます」と照れ笑いした。 劇中で大阪弁を話す。練習のため、自宅で大阪弁の音声を大音量で流しながら生活しているといい「娘がうまくなっちゃって。『それヅラちゃう!ファッションウイッグや!』って言ってて。若いってすごいなと思いました。でも聞かせてはいけないセリフもあるので、学校で言っちゃったらどうしよう」と笑った。

同じ原作の映画「後妻業の女」で主演を務めた大竹しのぶにもドラマ化を報告したという。「連絡したら『佳乃ちゃ~ん、今舞台やってるの』って関係のない返事がきました」と笑顔で明かしつつ、「『佳乃ちゃんならおじさんもコロッとだまされちゃう。寒いけど頑張って』とお返事いただきまして。とりあえずホッとしています」と笑みを浮かべた。また「大竹さんはすごい女優さんなので、大竹さんとは違う小夜子像を作ることに集中しています」と意気込んだ。

共演の高橋克典(54)木村多江(47)泉谷しげる(70)伊原剛志(55)原作者の黒川博行氏も出席した。