日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」の脚本を手掛けた遊川和彦氏(56)が、NHK連続テレビ小説の脚本に初挑戦することが9日、分かった。今年10月放送スタートの作品で、タイトルは未定。関係者によると、オリジナル脚本で、夫婦の絆を描くことになるという。

 連続テレビ小説は「朝ドラ」の愛称で親しまれる国民的ドラマ枠。これまで、山田太一氏(77)や橋田寿賀子さん(86)、内館牧子さん(63)、大石静さん(60)ら日本を代表する脚本家が数多くの名作を世に送り出してきた。原作のある作品もあるが、オリジナル脚本の秀作も多い。同局は「家政婦のミタ」に代表されるようにオリジナルにこだわって創作を続けてきた遊川氏に大きな期待を寄せている。ヒロインはオーディションで選ばれる予定。