AKB48が18日、埼玉・西武ドームで全国握手会を開き、新曲「GIVE

 ME

 FIVE!」など5曲を歌い、ファン1万3000人を喜ばせた。

 この日、AKB48の東日本大震災の復興支援プロジェクト「誰かのために」の経過報告と新たな支援について発表が行われた。これまでに義援金約6億6000万円を寄付してきたが、新たに5億8525万9888円を寄付することを発表。同プロジェクトによる寄付金の総額は12億5417万5973円に達することになった。

 同グループは義援金の寄付だけではなく、震災直後から継続的な支援を続けてきた。昨年5月から今年1月まで、合計9回にわたって被災地を訪問。ミニライブや握手会、クリスマス会など手作りのイベントを通して、被災地のファンと交流してきた。

 この日は前田敦子(20)大島優子(23)柏木由紀(20)篠田麻里子(25)の4人がそれぞれ被災地での活動報告も行った。前田は「1人でも多くの方が笑顔になっていただければと思います。ずーっと続けていきたいです」。大島は「(慈善活動について)快く笑顔で迎えてくれて、逆に励みになりました」と感謝の気持ちを示した。柏木は「AKBとして初めて参加させてもらって、今まである中で価値あるものと感じました」と神妙に語った。篠田は、「出来ることは少ないですけど、みんなの意識を高めることで支援はまだまだ出来ると思いました。これからも続けていきたいです」と継続的な支援の意義を感じていた。

 この日のイベントでは、メンバー16人が登場。バンド形式の新曲「GIVE

 ME

 FIVE!」をメンバーによる生演奏で歌いきり、大きな拍手と歓声を浴びていた。