元アイドルでタレントの南野陽子(44)森口博子(43)西村知美(41)の3人が28日、都内でユニット「Blooming

 Girls(ブルーミング・ガールズ)」の結成会見を行った。85年デビューの南野と森口が1年前に歌番組で再会して意気投合。86年デビューの西村を誘い、堀越高校卒の3人でユニット結成となった。5月30日に4曲入りCD「Knock!!

 Knock!!

 Knock!!」を発売。CD発売に先駆け、同23、25日に東京、27日に大阪でプレミアムライブを行う。

 アラフォーとなった3人が、ユニット結成で、もうひと花咲かせることになった。南野は「新鮮味のない私たち40代のためにすいません」と笑いを誘い、「同じ時代を走り抜けた仲間と、20数年のときを経て、一緒に何かしたかった」と動機を口にした。

 森口は「同じ景色を見てきた3人で、毒にも薬にもなるような花を咲かせたい」。西村も「何かを始めるのは勇気のいること。2人の足を引っ張らないよう頑張ります」と話した。

 人気アイドルだった3人も、違う道を歩んできた。女優としても活躍する南野は昨年、39歳の会社社長と結婚。“ミセス”として新たな活躍が期待されている。「(夫は)楽しみにしてくれている。よく車の中でCDを聞いてくれています」と笑顔で話した。森口はミュージカル、ジャズライブなど多彩な才能を発揮。独身の“ミス”だが「今後3人ともミセスになるか、逆にミス・ミス・ミスになるのか」と笑わせた。“マザー”の西村は「娘がすごく喜んでくれて、私より早く覚えて、歌ってます」と笑った。

 5月に4曲入りCDをリリースし、東京と大阪でユニット結成のお披露目ライブも行う。「間違っても(AKB48みたいに)人数が増えて、総選挙とかはないです」という森口に、南野は「でも、彼女たちみたいに、息切れなく歌いたいね」と笑った。また西村が「(紅白歌合戦に)声をかけていただけるのであれば、うれしい」と話すと、南野は「あまり高く望まないの」と、笑顔で諭していた。